市田柿のふるさとウェブ版
豆知識「なるほど!!市田柿」
衛生管理マニュアルの導入
平成十三年(二〇〇一)にJAS法ですべての加工食品への品質保持期限(賞味期限)の表示が義務付けられたことを受けて、市田柿も、パック包装からシーラー機を使った密封包装(乾燥剤封入)へと移行しました。
その後、平成十五年(二〇〇三)に食品安全基本法が施工され、食の安全意識の高まるなか、平成十六年(二〇〇四)には、長野県と干柿の生産販売団体が中心となって「衛生管理マニュアル」が導入されています。マニュアルには、衛生面に配慮した作業場や干し場の環境、原料柿の取り扱い、皮むきや連づくり作業などの細かい注意点が明記されています。
衛生面への配慮から、軒下の柿すだれが消えたのもこの頃です。最近では、「柿ハウス」と呼ばれる乾燥施設やビニールハウス内に干される風景が定着しています。
作業場に掲げて毎日チェックされる「衛生管理チェック表」衛生面が徹底され、作業は、白衣、マスク、帽子、手袋の着用が義務付けられている