市田柿のふるさとウェブ版
豆知識「なるほど!!市田柿」
どこが違うの?立石柿と市田柿
立石柿は、江戸時代に飯田市三穂地区の立石寺を中心とする地域で栽培されていた柿です。市田柿は、高森町を発祥とする柿で、どちらも渋柿です。立石柿の方が少し小ぶりで、市田柿の方が甘味が強いといわれています。
立石柿は、皮をむいて串に刺して乾燥させることから、「串柿」と呼ばれていました。市田柿は、串柿にも加工されましたが、囲炉裏で焼いて渋を抜いて食べることから、「焼柿」という名前がつけられていました。
市田柿はヘタの部分を縄に吊して乾燥させるようになると、しだいに「ころ柿」(枯露柿や転柿)と呼ばれるようになりました。