市田柿のふるさとウェブ版
『市田柿のふるさと』発刊にあたって
高森町長 熊谷元尋

市田柿の歴史について、待望であったその史実が詳細にまとめられ、今回、出版されることになりました。
高森町が発祥の里である「市田柿」は、平成十八年度に「地域ブランド」に認定され、冬のスローフードとしても見直されて、現在では全国的に有名になっています。
本書『市田柿のふるさと』は、市田柿を世に広めるために、さまざまな苦難に立ち向かい、全身全霊を打ち込んできた先人の歩みが紹介されています。
今を生きる私たちは、地域の一大産業としたこの先人の功績を後世に伝え、つなげていくことが責務と考えます。そしてこのことが、町の活性化の一助になればと思っています。
高森町の中には、都会にはない素晴らしい「宝物」がたくさん眠っています。本書を通じて、「ないものねだり」から「あるもの探し」へのきっかけづくりになることと、市田柿をはじめとする町の産業文化がさらに発展することを願っています。
ご協力いただきました多くの皆さまに心から感謝を申し上げ、発刊のあいさつといたします。

- 「市田柿のふるさと」発刊にあたって(高森町長 熊谷元尋)
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